中耳炎Ｑ＆Ａ Ｑ：休日や夜間に子供が急に耳を痛がったら､どうしたらよいの？ Ａ：鎮痛解熱薬を飲ませて､耳を冷やし､翌日耳鼻科に受診しましょう。 Ｑ：中耳炎に種類はあるの？ Ａ：多いのは強い痛みや発熱を伴う急性中耳炎と、水（浸出液）が貯まり 　　聞こえが悪くなる滲出性（しんしつせい）中耳炎があります。 　　他には鼓膜に穴が残って時々耳だれが出る慢性中耳炎や、 　　奥の骨が徐々に融けて手術が必要な真珠腫性中耳炎があります。 Ｑ：急性中耳炎の原因､治療は？ Ａ：風邪や副鼻腔炎（ちくのう症）から耳に細菌が入ることが原因です。 　　治療は抗生物質や消炎剤を飲むことや重症であれば鼓膜切開して 　　膿を除きます。滲出性中耳炎に移行することもあり、きちんとした 　　治療が必要です。 　鼻の病気Ｑ＆Ａ Ｑ：鼻をかむと中耳炎になりやすいの？ Ａ：片側ずつゆっくりきちんとかめば大丈夫です。 　　逆に、かまずに鼻汁を奥にためていたり、鼻すすりをしていると、 　　中耳炎や、せき、たんの原因になります。 Ｑ：副鼻腔炎（ちくのう症）は手術が必要なの？ Ａ：小児の副鼻腔炎はきちんと治療をすればほとんどが治癒します。 　　但しアレルギー性鼻炎を合併してたり、ずっと放置していた場合は 　　なかなか治りません。重症で鼻茸（ポリープ）を生じた場合は 　　手術が必要です。 Ｑ：レーザー治療とは何？ Ａ：アレルギーで腫れる鼻の粘膜表面をレーザー光線で焼き固める治療です。 　　効果は１年ぐらいといわれています（粘膜が元に戻ってしまいます）。 　　スギ花粉症の場合は症状の出る前、12月～1月にすると効果的です。 　　当院では平日の9時～10時と15時～16時に受け付けています。 Ｑ：舌下免疫療法ってなに？ Ａ：アレルギーの原因となるスギ花粉やダニのエキスを舌の下に徐々に与えて、 　　　アレルギーの根治を目指す治療法です。 　　初回以外は自宅でできますが、３年位 毎日 続ける必要があり、根気のいる治療法です。